くまりゅう日記

2002/1/19(土)

サボりです。昨日はサボってました、はい。

その代わりと言ってはなんだけど、日記をちゃんと分けました。一週間ごとに分けるつもりです。ひたすらファイルがでかくなっていくのは嫌だしね。

昨日はヒーローウォーズがやっと届く。例によってまだちゃんと読んでいないが、ぱらぱらと見たところ感想としてはやっぱいい感じ。

まず第一印象は読みやすい。Vampireとかがあれだった後だから、というのは抜きにしても、非常に読みやすいのである。いや、非常に読みやすいとは言ってもTRPGのルールブックとしては読みやすいということで。一般の本としてみれば、まあ普通、ちょっと字が小さい気がするが気にならない、といった程度だと思う。最近のルールブックは非常に読みにくい*1。最近はレイアウトばかりに凝って使える/読めるという点ではかなり劣っていると思う。その点ヒーローウォーズは読む気を起こさせてくれる本だし、詳細なインデックスは使うときにも役に立つと思う。

このルールブックの出来は実際に見てみないとわからないかもしれない。非常にいい出来だ。最近の日本のものとは違って、イラストばかりの見せるルールブックより読ませるルールブックになっている。プレイヤー専門の人にとってはうれしくないかもしれないが、ナレーター(GM)にはそちらのほうが役に立つし、プレーヤー専門な人はこんな高い本買わないだろう。もしくはプレイヤー専門でも、このルールブックを買うぐらいやりこんでいるなら、読むほうが楽しいに違いない。

読ませるルールブックというのは意外に重要だと思う。見せるルールブックというのは、確かにイラストやレイアウトの雰囲気から伝えたい世界観が、うまく、簡単に伝えられるという利点がある。しかし一方で読みやすくするのが困難になる、イメージが固定されやすいという弊害も考えられる。

読みやすくするのが困難になるっていうのは簡単にわかると思う。たとえば最近多いグラフィック系の雑誌や書籍を見てみよう。たいていそういう本は、テクニックの紹介といった意味合いが強いはずである。美術の本じゃないからね。しかし、相手がグラフィックなのでその写真やスクリーンショットは多用されるだろうし、もしかしたらレイアウトも工夫されてるかもしれない。その中で読みやすい本を探してみよう。読みやすい本を。意外と少ないと思う。見せる本は、その本が同時に読ませる事も意識して作られてなくちゃ読みにくい。そして、ルールブックは文字が主役の*2本である。

イメージが固定されやすいというのはもっと身近だ。よくあるのが「モンスター/武器のイラストがないと、どんなものだかわからない」という話。確かにそのとおりだが、逆にイラストがついているとイメージはそれに固定されやすい。たとえば、エルフの女。実際かなり今のいいイメージが固定されてしまっているが、ロードス島戦記の最初のほうを見るとわかるとおり、怖い。目が怖い。設定どおりいくとこうなるんだが、ヒロインとしてはあんまりだということかどうか、後からどんどん丸くなる。丸くなると後発のファンタジーも丸いもので固定される。それがイメージの固定。

もちろん、凝ったレイアウトやきれいでわかりやすいイラストはいいのだが、うまく使わないと思わぬ弊害を呼ぶことになる。…あれ、何の話をしてたんだっけ。

とりあえず言いたかったのは、最近ルールブックを読んだ覚えがないこと。そしてヒーローウォーズは久しぶりに、読みたいと思ったルールブックだって事かな。

長くなったけど日記はまだ続く。そのうちコラムにまとめるか?

ついにスキャナを買う。安かった。1200x600dpiで\8780。USB接続で電源もUSBから取るからACアダプタも不要の薄型ってやつ。手相占いソフトもついていました(笑)。とにかく今までパラレルだったんでUSBは速い。グレースケールならあっという間にスキャン完了。しかも、使わないときはパソコンの脇に立てかけといて、使うときはUSBを挿してスキャン。終わったら抜いてまたしまっとく。てなことが出来る。非常に便利だ。

Wizはもうあきらめそうだ。つまらないと感じたWizはSSの6&7以来。あれはひどい出来だった*3。エンパイアももうだめ。いまカシナート城のB3に行ったとこだけど。敵が倒せないし*4、レベルアップしても強くならない。魔法が覚えないんだよ。いつまでたってもカルフォが使えないし、使えないから悪魔の目玉でもう3回全滅したよ*5。リセット前提のバランスですか?そんなのやらんよ。我慢してGBAでサマナーかっときゃよかったかなぁ。

うーん、最近スクリーンショットの面白いネタがない(爆)。

2002/1/17(木)

部屋がシンナーくさい。頭が痛くなる。

昨日の後遺症*6で非常に眠い。あきらめたときには4時過ぎていた。あきらめたといってもちゃんとやったけど。っつーわけで午前中は寝てました。それから学校行ってレポート出して実験やって帰ると3時。学校行ってる時間が3時間ないですね。たまにはいいか。

近くにまた電気店ができるらしく大きい広告が入っていた。たしかに台数限定は安いんだけど、ほかのは特に目立って安いわけでもない。1回も行けば十分か。日替わり限定でスキャナ\1980っつーのもあったけど、300dpiじゃねぇ。300dpiといっても垂直水平両方が光学300dpi以上とは限らない。商品によっては片側だけ300dpiでもう片方はもっと落ちて補完するとか。補完はだめでしょう。やっぱり600dpiと表記されてるの以上はほしいよな。さすがに600dpiではとらないだろうけど*7、300dpiは普通に使うからね。その辺はこだわりたい。

気が付くと、なぜかシンナーくさい。気になってあたりを見ると、プラモ用の接着剤のビンが転がっていて液がこぼれてる。あうー。ちゃんと蓋閉めといたはずなのに。誰か開けたのか*8?それとも、いつのまにか緩んだのか。被害は少なくてすんだからよかったが換気の間は凍えそうになりました。

スタイルシートをちょっといじってみる。少しは見栄えするようになったかな。まあ、いろいろなとこからパクってきた感じだけど。しかし、CSSもまだまだ使い方がわからん感じ。CSS2に完全対応した製作ソフトってないのかな。Dreamweaverは当てにならなそうだ…。GoLiveもどんなものか。

Wizが行き詰まった。カシナート城の地下2階で。行くところないんですけど。いや、敵強いし。ダメージがまったく与えられない。ゴースト系に通常攻撃も効かないし、呪文無効空間だからもう大変。刃の盾とディスペル連打です。どうせ経験値もあんまりもらえないんだし。

Palmware探し。VimのPalm版がほしい。…が。そんなものを作るつわものは少ないようです。見つからず。PenDocが今のとこ一番か。WindowsCEのVimも探す。Vimではないviクローンの移植なら見つかった。これなら使えそう。でも、CE2.0以上のハンドヘルドもってないんだよね。持ってたらLinuxとか入れてそうだけど。それでVim使うのだ。

Vimは見つからずとも、Palm上で動くCコンパイラを見つける。ほんとはシェアなんだけど、会社がつぶれるとかで無料になってました。Palm上で動くから、Palm単体でアプリケーション開発ができる。…いや、実際はリソース編集ができないから単体じゃ厳しいんだけど、一応できないこともない。しかし、まともなDocエディタが少ないのにPalm上で開発なんて結構無謀である。しかもキーボード外付け。まあ、なんかの足しにはなるかな。DOSエミュレーションのソフトも見つけたから、Rubyとかviも移植できるかも。多分やらないけどな(笑)。

2002/1/16(水)

うわ、雨だ。小ぶりで良かった。

レポートが大変だ。明日までのな。おかげでいまだに表計算が入っていないことに気づく。当然MS Officeなんて人類の敵みたいなソフトは入っていない。使いづら過ぎて余計に仕事が遅くなる。かといって三四郎とかLotus使ってるのかというとそうでもない。こないだダウンロードはしといたもののインストールし忘れてたOpen Officeがある。SunのStar Officeのオープン版だけど、当然オープンのほうが機能は進んでいる。日本語版なんかないけど気にしない。最近やっとちゃんと日本語サポートされて非常に使える。もしかしたらMS Officeの日本語版のファイルは開けないかも知んないけど関係ない。そんな形式でファイルを渡すほうが悪いんだ。

図書館でGNU Emacsの本を見つける。読む。やはり断念。まだEmacsには手が出ない。Vimが限界か、それとも限界とか言う問題ではなくてEmacsは肌に合わないのか。というかGNUがあんまり肌に合わないんだよね。あの強気さが。GNUにあらずんばFreeにあらずって言う雰囲気が*9。まあGNU GPLはオープンソースのプログラムだけを相手にしてる場合は苦にならないけど。GNU Emacsのマニュアルもなんか威圧的だし*10。それが痛いのかもね。あとはキーバインディングか。C-x C-fとかCtrl押しながらを続けてとかいうのが多すぎて覚えきれない。だったらviのモードのほうがわかりやすいね。viはわからなくなったらEsc連打だし(笑)。あとMetaキーがないとEscで代用するのも止めてくれ。CtrlとEscは遠いんだ。いや、慣れの問題かもしれないけど。多分、使えるようになれば手放せないんだろうけど。

rb2exe(仮)のというものが出てきた。以前のrb2exeとはまた別物で名称募集中らしいんだけど。スクリプトとライブラリとruby本体を一気にまとめて実行ファイルにしてそのまま動かせるやつ。まだバグとかもあるみたいだけど。使えるなぁ、これ。LidgeはRidge+Rubyで作っちゃおうか。とは思うものの、まだRubyのGUI環境は弱いと思う。確かにVisualu RubyもApolloもあるけど、どちらにしても結構コードを書く必要がある。ダイアログとかでも。うーん、何もVBとかDelphiみたいに使える、っていうのを売りにしなくてもいいんじゃないか。もっと限られた機能で簡単に書けるやつとか。

Rubyで簡単に書けるGUIライブラリを考えてみる。

require "rubygui" #適当なライブラリ

win = Window::new
win.control["text1"] = TextBox::new("名前", "")
win.control["label1"] = Label::new("あなたの名前は", "")
win.control["button1"] = Button::new("名前を表示")
win.control["button1"].on_click = { |win| 
	win.value["label1"] = win.value["text1"]
}

win.go

こんな感じで、テキストボックス、ラベル、ボタンが適当に並んで、ボタンを押すとテキストに入れた文字がラベルに表示される、てな感じで十分かな。

もっと、ちゃんとしたGUIがほしいなら次のようにしよう。

require "rubygui"

win = Window::new(File::open("template_file"))
win.control["button1"].on_click = { |win|
	win.value["label1"] = win.value["text1"]
}

win.go

こんな感じ。template_fileはGUIのテンプレート。これのフォーマットは知らんけど別にこれはRubyに固執する必要はないよね。XMLあたりにしてもいいし、適当なCSVでもいいし。簡単に設定できればなんでもいいでしょ。あとはそのテンプレートをRADで作れるアプリをC++なりDelphiなりJavaなりで作ればいいんだしね。オールRubyの必要はないのよん。ん。結局RADに戻ってるかも…?

今日のデスクトップは暴走中(笑)

2002/1/15(火)

プロバイダから請求書がくる。痛い。

BeOSがまた大変だ。PalmはBeOSについてのライセンスはしないと公式に言い放ったらしい。BeOSを続ける気はやっぱりないということらしい。そうはいってもオープンソース化を求める運動はしぶとく続くんだろうし、BeOSクローンを作ろうとしている人たちはますますやる気になるだろう。がんばれ、と応援することぐらいしかできないけど。署名ぐらいならできますよ。

BeOSを入れたいのは山々なのだが、環境を整備するとなると大変だ。まあBeIDEとRubyとVimが入ってりゃしあわせなんだろうから大変ではないだろうけど。

今度はスキャナがほしい。今のスキャナはWin2000では使えない。ドライバがないのだ。今はWin2000しか入っていない。そう使えないのだ。しかもパラレル接続だから邪魔だし、どうせだったら安いのでいいから、USB接続でそこから電源も取れるようなスキャナがほしいな。そして小さいやつ。とりあえず今のスキャナを古いパソコンにつないでしのぐか。

ところで、最近のスキャナには手相占いソフトがついているものがあるらしい。だめですよ、スキャナの表面に汚い手でべたべた触っては。指紋が残ります。原稿スキャンするときに困るでしょ。ほんとだったらちゃんとしたクリーナーがあるといいのだが…そういうものって普通に電気屋で売ってるのかな。探してみよう。

RubyでGDI+。というか、RubyでGDI+なわけじゃなくてWindows実装ではGDI+なだけ。ridgeというライブラリ名になってる。うまくRubyにバインドできるC++クラスの構造をいろいろ試す。まあそこそこいいのはできたと思う。C++のクラスを簡単にRubyのクラスにバインドするのとは話は違う。C++でRubyの拡張ライブラリをうまく作る方法だね。意外と簡単なものだ。あとは設計か。

今日は暖かい日だったな。だから眠いのか?春にはまだまだ遠い。

2002/1/14(月)

三連休も終わり。TRPGやった次の日に休みがあるとうれしいね。

今日は雪風を読み終わる。グッドラックも。春映像化というがOVAなのか映画なのか。たぶんOVAだろうけど。ぜひ見てみたいものですな。

何もやる気がないのか、ぼーっと一日を過ごす。おっと、部屋の掃除をしたんだっけ。いや、それだけじゃない。Mのスクリプトの整備をした。WinCVSはうまく日本語ファイルを通してくれない。「ソードワールド一般.vbs」*11がうまくcommitできん。removeもできない。なんでimportできてるのかは不明だが…?解決方法を探すと意外にあるものだ。WinCVSの日本語版。こいつは便利。問題一気に解決しただけでなくインターフェースも日本語に。便利だ。

夕方頃からやっと気合が入る。RubyとGDI+でいろいろやる作戦。最初はRubyを組み込んでやるつもりだったけど、それはあとからにして拡張ライブラリで作ったほうが楽そうだ。というわけで…あれ、拡張ライブラリの作り方がわからん。いや、mkmfのhave_libraryがわからない。とりあえずテストとしてMessageBoxを使おうと思ったのだが、have_library("user32.lib", "MessageBoxA")としても動いてくれない ソースを見るとhave_library("user32.lib", "")とすると、無理やり通せそうなことがわかる。これで通してmakeしてみる…。あ。"user32.lib.lib"…。have_library("user32", "MessageBoxA")でOKですね。

プロバイダのページからFlets ADSLを申し込んだ特典で商品券3000円が届く。プロバイダの使用料金に使える3000円券がくるものとばかり思っていたので驚き。普通の*12ギフトカードだ。CDでも買うか。上野洋子のCDが出るはずだからな…。この券を使えるCDショップが近くにあることを祈るばかりだ。

最近Delphiでもプログラムを組む必要が出てきた。C++Builderを使ってるからには違和感はないのだが、特にUIが必要となるプログラムを書くわけではないので、その辺の知識はほとんど不要だろう。逆にいうとC++Builderの知識はあんまり役に立たん。とはいえ、VCLのソースは普段から眺めてたので気にならない。一番の問題は…周りの人はCをちょっとかじってみた程度。自分はオブジェクト指向がお気に入り。そしてPascal/ObjectPascalの手ほどきは自分の役目として回ってくるんだろう。危険。危険だ…。

とりあえず、Delphi6いれなきゃな。Rubyで組みたい…。

ページのトップへ | 過去の日記 | kumaryu.net

*1いや、昔のもよかったといえるものは少ないですが(笑)
*2そして言葉が主役のゲームが相手の本である。
*3SFCのBCFはクリアしました。
*4ダメージ与えられない敵が多すぎる
*5当然リセット(笑)
*6レポートの後遺症(笑)
*7とっても後で落とすし。
*8家のパソコンは家族で使うから、その周りはいつもデンジャーゾーン。
*9誤解か?
*10またまた誤解か?
*11ソ、が問題。ソの2バイト目は\と重なってるのでパス区切りと間違えられる。
*12クレジットカード会社のやつ